COP29閉幕
アゼルバイジャンのバクで開催されていた第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)が難航の末、合意形成がなされました。主なポイントは
①先進国から途上国への支援を2035年までに最低年3000億ドルまで引き上げる(現在の3倍の目標)
②国際的な炭素クレジットに関するルールが決定
③化石燃料の脱却への交渉は進展が厳しい現状のまま(石炭火力の新設反対有志連合を欧州やオーストラリアなどが立ち上げたものの、日米は不参加)
④30年までにエネルギー貯蔵量を6倍に引き上げると有志国が誓約
などとなっており、全て重要な決定となります。
日本国に籍を置くものとしては、③における我が国の有志連合不参加は痛恨の極みです。