新湾岸道路に関する説明会・意見交換会を開催しました
国交省の担当より、新湾岸道路計画に関する説明会・意見交換会が開催されました。
(議事録)
250129・新湾岸道路についての意見交換会@京成津田沼オフィス
○完成は30年後だけど、その時の渋滞状況はシミュレーションしてるの?
→まだ構想段階なので、細かい情報を精査してる段階
○30年の時間軸で考えてないのでは、という批判
○先の長い話なのに、計画を急いでいるのでは?
○鉄道はどうなるの?
→輸送全体については物流も含め検討中
○館山の方が混んでるという印象なのに、どうして湾岸?
→湾岸が40%・観光マターで混む・トンネルの拡幅など・アクアラインの料金変動で分散
○オープンハウスや計画自体ぜんぜん知らなかった
→周知をしているが、行き届いていないようだ
○使うのは子供達なので、その視点をもっているのは良いことだ
→道路を道路としてだけでなく、さまざまな機能をもたせる計画
○広報やSNSは?
→やっているが、なかなか……・行政の広報紙だとなかなか扱いが小さい/大きな紙はなかなかまわしてもらえない
○こんなに丁寧なプロセスで計画を進めるのは戦後初めてではないか?
→他所でもこのような進め方を始めた段階
○東京第二湾岸道路との関連は?
→計画があったけど白紙になった道路だが、経路が違う・とはいえ一部踏襲はしてる・昔は意見を聞かずに推し進めていたからよくない・形を変えてまだ第二湾岸道路の計画はまだある(位置付けはあるけど動くとは限らない)
○ルートを見ると、千葉船橋海浜線なのではないかと思うが、30年の計画とすると、下水の施設の移転や高潮の対策の計画があったり、新習志野駅周辺の再開発もあるので、人口の遷移なども含めて検討してもらいたい
○高速が国道かは決まってる?
→無料か有料は決まってないが、車専用の高速道路
○昨年末の浦安のフォーラムの際に、人口干潟の話になって蹇々囂々になり道路の話が出なかったので聞きにきた。三番瀬付近の道路の計画は白紙になったが、第二湾岸は復活しないか確認したい
→起点と終点を決めるので、逸脱する路線はない・都市計画として決まったわけではないので、まだまだである
○浦安の渋滞解消は立体交差でやっているが、船橋や習志野もそれで解消できないのか?
→スペースがない・拡幅はやってるが、オーバーパスは置けない
○グリーンインフラ展に行ったが、大橋ジャンクションの上に森を作る試みが大臣賞をもらってた。新湾岸道路もそのような取り組みができないか
→アンケートやご意見を寄せてほしい
○海沿いに道路を作るとなると自然環境が気になるが、やはり海沿いに作るしかないのか
→現状で妥当なところではないかという計画・地下だと工費がかかるなどあるが、今後詰める点である
○三番瀬のスクラップ置き場は県のもの?
→港湾用地なので必要ならば交渉・どこに作るにしても、用地交渉は必要
○環境負荷に対する考察や、経済効果などは勘案しているのか
→特に入れていない
○計画を決定するリミットなどはあるのか
→コミュニケーションを取りながらなので、現状では決めにくい
○30年後に人口が減ったところで完成する道路は本当に必要?
○道路で、高架を作るのと地下を通すのは、どれくらい違う?
平面→高架→地下の順で高くなる(1:1.5:2・場所によっても違う)・出来ないことはないけど、地下は土の処分が高い(海底は5倍)